遺族や近親者、ごく親しい友人、知人などで内輪の方々で行います。
霊園、寺院などへは事前に連絡をしておけば、手続きや墓地、祭壇の準備などお願いできます。
埋葬許可証、認印が手続きに必要になりますので、忘れずにお持ちください。
埋葬許可証は納骨した墓地管理者(寺院や霊園)が保管することが多いようです。
【事務の引継ぎ】
世話人に任せておいた事務の一切を引き継ぎます。
受付係から会葬者名簿、御供物名簿や名刺類を受け取り、会計から受け取る香典類は現金をよく確認します。
申し送り事項などもよく聞いておきます。
【僧侶への謝礼】
僧侶への謝礼は「御布施」と表書きし、小盆の上にのせ、僧侶に上書きが正面になるようにして差し出します。
【近所への挨拶まわり】
葬儀でお世話になった人や隣近所へのお礼の挨拶は、告別式の翌日に行います。
借り物などがある場合は早めに返すようにしますが、香典返しをするので手土産はいりません。
一般的には、
【1】一同着席
【2】僧侶入場・読経
【3】焼香
【4】喪主挨拶
【5】通夜ぶるまい
と進行します。
納棺の際、棺に故人の愛用品を納める慣わしは現在も広く行われています。
遺体を損なわないよう、爆発する可能性のあるものや金属、ガラスなど燃えないものは納めてはいけません。
キリスト教式葬儀では故人愛用の十字架やロザリオを納めます。
自宅葬儀では、道路上での受付を設置や花輪を並べる際に、所轄の警察署に申請する必要があります。
浄土真宗以外では仏壇の扉を閉じます。
浄土真宗のみ、扉は開けたまま内敷を白に替え、樒(しきみ)を挿した花立を供えます。
死亡診断書・・・市区町村役場(役所)に死亡後できるだけ早く(遅くても翌日)提出します。
※日曜日・祝日・時間外でも受け付けてもらえます。
※本籍と現住所が異なる場合は2通必要です。
死亡届を提出すると、火葬許可証が発行されます。火葬時に提出すると、埋葬許可証が渡されます。納骨の際に必要になりますので、大切にご保管ください。
まずは葬儀社に連絡し、葬儀に関する打ち合わせをします。
近隣への連絡は町内会長を通じて行えますが、間近の家には直接ご挨拶されたほうが良いと思います。
葬儀の日程や式場が決まりましたら、告別式に間に合うように、死亡通知を発送します。
親しい人の場合は、電話や電報で連絡しましょう。
葬儀の際の喪主席は、祭壇正面、右側最前列の場所になります。
告別式での喪主様の場所は会葬者へ黙礼し易い位置や場所を考慮ます。
※葬儀と告別式を別々に執り行なう場合は、喪主様の席と場所は変わります。
一般的な葬儀施行は、葬儀と告別式を同時に行わないので、喪主様とご相談の上、ご遺族ご親族様の人数やご会葬者数、宗派、葬儀会場の規模、焼香から帰路の導線等々を踏まえ、ご着席いただく場所を決めています。
火葬は死亡後24時間を経過しなければできません。
まずは、お通夜を行い、翌日に葬儀・告別式を済ませ、火葬というのが通常の流れとなっております。
「預かり料金」をお支払いになられている場合は、菓子折りなどをお礼としてお持ちいただければよろしいかと思います。
現住所在地・本籍地・死亡所在地の何れかの役所で火葬の許可を受けることができますので、遠方でも火葬が可能です。
浄土真宗では「往生即成仏」とされますので、死装束は不要とされます。
また、清め塩は使用しません。
一回の焼香でも失礼にはあたりません。
※宗派により、ご焼香の回数に違いはあります。
告別式と初七日を一緒に行うことの利点は「告別式が一番参列される方が多いので、多くの方に追善供養に参加していただける」こと、
「遠方の親戚の方にも参加いただくことで時間を節約できる」こと、そして「お寺様のご都合」などがあります。
横向きのお写真でも問題ございません。
葬儀の最中だけではなく、ご自宅で代々お飾りいただく写真となりますので、一番気に入っている写真をご使用ください。
最近では写真に加工を施さず、自然体のお写真を使われるケースが増えてきております。
基本的な流れなど弔辞を拝見しお伝えすることはできますが、故人様の詳細や皆様とのご関係までは把握できませんので、詳細にわたっての内容チェックはできません。ですので、周囲の方に見てもらい内容をチェックすることをお勧めいたします
弔辞の本などもご覧頂ければ、弔辞の書き方や作法など全て参考になると思います。
一般的に忌明けをもってお骨を墓所に納めますが、こだわりがなければお骨を自宅に置く期間については法的な規制ありません。
供花・供物についてはお気持ちでお出しするものですので、個人名でも一同とおまとめいただいても構いません。
お花を出される方々と故人様の関係性をお考え頂いた上でご判断ください。
当社では皆様の思い出として長く残るメモリアルにするために故人様の賞状はもちろん、趣味、嗜好品などを葬儀会場で掲出させていただくオリジナル施工をご提案しております。
ご希望ございましたらお気軽にご相談ください。
ご遺体を安全に運ぶためにも、二階へ上がる階段や安置するお部屋の状況を確認した後に最終判断をさせて頂いております。
近 い日程での火葬場の予約ができなかった場合、当社ではドライアイス以外にご遺体を保冷庫にて安置する等、ご遺体を万全の状態であんちっさせていただいてお ります。かなりの長期になる場合は、別途費用がかあかりますがエンバーミング(遺体衛生保全)を提案させていただいております。
できるかぎりマイクロバスをご使用ください。
いずれの火葬場でも、一日に何十体の火葬を予定していますが、到着の遅延が原因で予定通り進まなくなりますと、他家の予定に迷惑をかけたり、長時間送れてしまいますと予約がキャンセルされ、次の火葬受付時間が来るまで待たされる場合もあります。
また、火葬終了まで休憩室でお待ち頂きますが、その間お清めとして飲酒される可能性もあります。
都内の火葬場では、駐車場に入場できる車輌数に制限がある場合もありますので、マイクロバスを使用することをお勧めいたします。
真言宗のお寺様は、儀式の最中に人差し指と中指の二本の指を立てて気を発し悪霊を払う作法を行う場合がありますが、あくまでお寺様の作法ですので、一般の方は両手を合せて合掌をしてください。
【自宅で亡くなられた場合】
逆さ水(ぬるま湯)を用意し、体をタオル等で拭いた後、耳・鼻・喉・肛門に脱脂綿を詰めます。
その後、新しい下着と浴衣に着せ替え、目や口が開いているようであれば閉じさせてあげます。
最後に両手を合掌させ、指を組ませます。
【病院で亡くなられた場合】
看護士が清拭と呼ばれる処置を執り行います。
また、当社に申し付けいただけましたら、湯船で体を洗い、洗髪・髭剃り・お化粧などの作業を湯灌部で執り行います。
受付に関しましては金銭を取り扱う関係で基本的には承っておりません。
どうしても受付をしていただける方が見つからないという場合のみ、別途人件費がかかりますが受付係りを準備させていただきます。
献杯は「故人の御霊に杯を奉げる儀式」です。
火葬後、精進落しの会場にて献杯をされるのがよろしいかと思います。
病院関係者からご遺体の搬送について葬儀社を紹介をされるケースがあります。
ご依頼される葬儀社が決まっている場合は、その旨を伝えお断り下さい。
疑わずに流れに任せてしまいますと、搬送料金や御棺まで別途料金で販売する業者もおります。
また、話の中で見積りまで進められた場合に、キャンセル料を請求する業者もいますのでご注意して下さい。
無駄な費用やトラブルの原因にもなります。
当社では、24時間・年中無休でご連絡を受け付けています。
何時でもお電話いただければ、1時間程度でお迎えにあがります。
病院からの搬送は、同一市区内・10km範囲につきましては、無料サービスで行っております。
精進落しの際は、陰膳をお供えする関係で、お線香の用意は致しておりません。
ご希望がありましたらご準備をさせていただきますので、お申し付けくださいませ。
ご葬儀終了までには、受付係りや賄いの方・霊柩車やマイクロバスの運転手、火葬場の火夫の方と茶屋の方等、お身内や関係者以外でも様々な方のご協力が必要です。
故人の供養として、また喪主様からの感謝として「志」をお渡しすることが一般的な慣習となっております。
しかし、必ずしも強制的なものではありません。
お気持ちの問題ですので、ご用意される場合は一般的な金額をお伝え致します。
※当社では、社員への志についてはご遠慮させていただいております。
お身内やご親戚の方で葬儀代金を負担できる方がいらっしゃる場合は福祉からの支給は受けることが出来ませんが、福祉扱いに該当される方であれば、葬儀代金として189,000円の援助があります。
福祉扱いでお困りの方でも、支給金額内で火葬式まで執り行うことができますので、ご相談くださいませ。
四十九日のご法要までは、ご遺族の方は正装が基本です。
以後の法要については、地味で控えめな服装で問題ございません。
ビニール袋に入れるなどして可燃ごみとして処分してください。
お庭がある場合は、地面に埋めるなどでもかまいません。
火葬炉の故障原因となりえるため金属類やプラスチック類を御棺に納めた状態での火葬は禁止されています。
お金を納めたい、という場合は、お札をお納めください。
硬貨を納める場合は骨壷に納めていただくことは可能です。
火葬炉の故障原因となりえるため金属類やプラスチック類を御棺に納めた状態での火葬は禁止されています。
お金を納めたい、という場合は、お札をお納めください。
硬貨を納める場合は骨壷に納めていただくことは可能です。
火葬場の決まりで、金属類・陶器類・プラスティック類・本やガラス類を御棺に納めた状態での火葬は出来ません。
どうしても一緒に納めたい、という場合は骨壷に収めていただく事になります。
神道では、神が穢れを避けるために神隠しとして半紙を貼ります。
忌明け後、四十九日に取りはずすのが慣わしとなっています。
無宗教で葬儀を出されるのであれば、決まりはありません。
菩提寺をお持ちの場合はご住職が戒名を付ける必要がありますが、喪主に故人の人柄や生業についてヒアリングし、戒名をお付けします。その際に、お考えになられた戒名がある、ということをご相談されてはいかがでしょうか。
特に決まりはございません。
納骨を終わるまでは、故人に対する気持ちとして毎朝ご飯や味噌、・お茶などをお供えされるのが良いと思います。
喪主・・・遺族の代表者が担う「祭祀を執り行う方」です。
施主・・・葬儀費用を負担し葬儀を運営する方です。
喪主の方が施主も兼ねる事が多いので、呼称としましてはどちらでも良いのですが、ご会葬の礼状には「喪主」として記載します。
社葬などの葬儀では、費用を会社が負担するので企業が施主となります。
荼毘に付された後の繰り上げ初七日が一般的に定着し、最近ではさらに、葬儀の中に式中初七日として組み入れる場合もあります。
この場合、ご会葬は済まれておりますので、改めてご霊前を用意する必要はないものと思われます。もちろん、お気持ちの問題ですので、ご準備され、タイミングを見てお渡し頂く、ということでもよろしいかと思います。
喪主の生花札を最上部に立て、子供・孫・親族など血縁順に下げて立てるという決まりがあります。
また、祭壇にむかって右側が上位となり、喪主と子供一同の札がある場合は、祭壇右に喪主、左に子供一同の札を立てます。
葬儀では、故人に対し喪に服すお気持ちと、ご会葬、ご弔問いただく方々への礼儀としても、正装である和服がよろしいかと思います。
喪服の貸衣装も承りますので、お申し付けください。
過去はご自宅で葬儀を行われる方が多かったので、故人を偲び、ご遺族様が夜を通してお線香を絶やさず手向けることがお通夜の儀式でした。
しかし、昨今は葬儀式場や寺院で行われる形が主流となり、それぞれ利用規定で宿泊不可能なところ、ロウソクやお線香をあげていられる時間に制限がある場合など多様です。
疲労などを考慮して最近のお通夜は半通夜として終わらせる場合もしばしばあります。
通常は宿泊希望のお客様分の布団の用意を承っておりますが、体調を考え、ご自宅でお休み頂く形でもまったく問題ございません。
その間、仏様は当社で万全の体制でお守りさせていただきます。
仏壇は四十九日までにご準備いただく必要がありますので、仮祭壇もそこまで、とお考えください。
仏壇は、唐木仏壇・塗り仏壇・金仏壇・洋風仏壇など、多様に種類があります。
※宗派によっては決められたご仏壇がございます。
部屋の間取りと設置する場所などを考慮して、仏壇の大きさを決めましょう。
法的にはお骨を自宅に置く期間についての規制はありません。
仏教では忌明けにお骨を墓所に納める事が一般的です。
地方によっては35日で納骨を行う場合もあります。
今回はお墓も菩提寺もない場合は、葬儀をお願いしたご住職にお寺でお預かりいただけるようお願いしてみましょう。
納骨の日時やお預り期間もお寺と皆様でご相談頂き、四十九日までの間に決めましょう。
お墓については、寺院境内墓地や霊園があります。
お墓のご案内に関しましても。ご希望に添えますようお手伝いいたしますのでお気軽にご相談ください。
四十九日までが忌中(中陰)となり、極楽浄土、つまり仏の国へ旅立つ期間とされ、忌明けで仏の世界に到着したことになります。
その間、ご遺族様で初七日・二七日・三七日・四七日・五七日・六七日・七七日と追善供養を行います。
納骨を終えるまで、ご飯と味噌汁・お茶などを供えすれば、良いご供養となるでしょう。
お線香は1日に1回はあげましょう。
ロウソクについては、倒れて火事になるなどの恐れが強いので、お線香をあげる時のみ火を灯し、終わったら火を消しましょう。
※お団子については、お供えする必要はありません。
宗派により異なります。
真言宗 3本
天台宗・浄土宗・日蓮宗、等 1~3本
曹洞宗・臨済宗 1本
浄土真宗 お線香を横にします。